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和歌が詠まれた地.bot : 2016/05/10

2016年05月10日

Posted by metabirds Botbird

【富士山】ちはやぶる神も思ひのあればこそ 年へて富士の山も燃ゆらめ〔詞書:題しらず〕(人麿:拾遺597神樂哥)
【田蓑島】雨により田蓑の島を分けゆけと 名には隠れぬ物にぞありける〔詞書:田蓑の島のほとりにて雨にあひて〕(貫之:拾遺343別歌)
【春日野】春日野の飛火の野守見しものを なき名と言はゞ罪もこそ得れ〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰663戀哥貮)
【最勝四天王院】鈴鹿川深き木の葉に日數經て 山田の原の時雨をぞ聞く〔詞書:最勝四天王院の障子に、鈴鹿川かきたる所〕(太上天皇:新古今526秋哥下)
【唐崎】見せばやな志賀の唐崎ふもとなる 長等の山の春のけしきを〔詞書:春頃、大乗院より人につかはしける〕(前大僧正慈圓:新古今1469雜哥上)
【小倉山】小倉山麓の里に木の葉散れば 梢に晴るゝ月を見るかな〔詞書:題しらず〕(西行法師:新古今603冬哥)
【木枯の杜】消えわびぬうつろふ人の秋の色に 身をこがらしの杜の白露〔詞書:千五百番歌合に〕(定家朝臣:新古今1320戀哥肆)
【伊勢神宮】神風や玉串の葉を取りかざし 内外の宮に君をかそ折れ〔詞書:入道關白家百首歌よみ侍りけるに〕(俊惠法師:新古今1883神祇哥)
【水無瀬】摂津國。大阪府三嶋郡島本町。後鳥羽天皇の離宮水無瀬殿があつた。水無瀬殿は現在、水無瀬神社となつてゐる。
【賀茂の社】かぎりなくとくとはすれど足引の 山ゐの水はなほぞこほれる〔詞書:祭の使にまかり出でける人のもとより、すり袴すりにつかはしけるを、遲しとせめければ〕(東宮女藏人左近:拾遺1147雜秋哥)

Posted by 橘右 at 17:01