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和歌が詠まれた地.bot : 2016/05/29

2016年05月29日

Posted by metabirds Botbird

【唐琴】みやこまでひゞきかよへるからことは 浪のをすげて風ぞひきける〔詞書:からことといふ所にてよめる〕(眞靜法師:古今921雜哥上)
【關の藤川】美濃の國せきの藤川絶えずして 君につかへむ萬代までに〔詞書:かへしもののうた〕(讀人智らず:古今1084大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【飛火野】春日野の飛火の野守見しものを なき名と言はゞ罪もこそ得れ〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰663戀哥貮)
【高圓山】高圓の野路の篠原末さわぎ そゝやこがらし今日吹きぬなり〔詞書:法性寺入道關白太政大臣家の歌合に、野風〕(藤原基俊:新古今373秋哥上)
【吉野山】大和國。奈良県吉野郡一帶の山。雪や櫻などが詠まれた。
【平城京】身は早く奈良の都になりにしを 戀しきことのふりせざるらむ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺861戀哥肆)
【片岡の朝の原】霧立ちて雁ぞ鳴くなる片岡の 朝の原はもみぢしぬらむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今252秋哥下)
【難波】おしてるや難波の水に燒く鹽の からくも我は老いにけるかな〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今894雜哥上)
【かへる山】賴めてもはるけかるべき歸山 幾重の雲の下に待つらむ〔詞書:遠き境を待つ戀といへる心を〕(賀茂重政:新古今1130戀哥弐)
【逢坂】逢坂の關と守らるゝ我なれば 近江てふらむ方も知られず〔詞書:返し〕(春澄善繩朝臣女:後撰859戀哥肆)

Posted by 橘右 at 17:01