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和歌が詠まれた地.bot : 2016/05/24

2016年05月24日

Posted by metabirds Botbird

【久米の佐良山】みまさかや久米のさら山さら/\に 我が名は立てじ萬代までに〔詞書:かへしもののうた〕(讀人智らず:古今1083大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【淀川】山城の淀の若薦かりに來て 袖濡れぬとはかこたざらなむ〔詞書:題しらず〕(重之:新古今1218戀哥參)
【石上】大和國の歌枕。布都御魂劍をご神として布都御魂大神をお祀りする社。大和に數多くある古社の中で最古とも言はれてゐることから、古いことを導く枕言葉にもなつてゐる。
【武隈の松】おぼつかな霞立つらむ武隈の 松もくまもる春の夜の月〔詞書:橘爲仲朝臣、陸奧に侍りける時、歌あまたつかはしける中に〕(加賀左衞門:新古今1475雜哥上)
【男山】女郎花憂しと見つゝぞゆきすぐる 男山にし立てりと思へば〔詞書:僧正遍照がもとに奈良へまかりける時に、男山にて女郎花を見てよめる〕(布留今道:古今227秋哥上)
【鏡山】花の色をうつしとゞめよ鏡山 春より後の影や見ゆると〔詞書:亭子院歌合に〕(坂上是則:拾遺73春哥)
【吉野山】こほりこそ今はすらしもみ吉野の 山のたきつせ聲も聞えず〔詞書:題しらず〕(よみ人も:後撰477冬哥)
【筑紫】こゝにありて筑紫やいづこ白雲の たなびく山の西にあるらし〔詞書:帥のはてゝ筑紫より上り侍りけるに〕(大納言旅人:新古今901羈旅哥)
【難波】浦わかずみるめ刈るてふ海人の身は なにか難波の方へしも行く〔詞書:平定文がもとより、難波の方へなんまかる、といひ送りて侍りければ〕(土左:後撰553戀哥壱)
【眞野の榛原】置く霜もしづ心なく秋風に 亂れて咲ける眞野の萩原〔詞書:題しらず〕(祐子內親王家紀伊:新古今332秋哥上)

Posted by 橘右 at 17:01