> HOME > 和歌が詠まれた地.bot : 2016/05/09
和歌が詠まれた地.bot : 2016/05/09
2016年05月09日
Posted by metabirds Botbird
【狹岑の島】沖つ浪依る荒磯をしきたへの 枕とまきてなれる君かも〔詞書:讃岐の狹岑の島にして、岩屋の中にて亡くなりたる人を見て〕(人麿:拾遺1316哀傷哥)
【難波の御津】難波津をけふこそ御津の浦ごとに これやこの世をうみわたる舟〔詞書:身のうれへ侍りける時、津の國にまかりて住み始め侍りけるに〕(業平朝臣:後撰1244雜哥參)
【伏見稻荷大社】我と言へば稻荷の神もつらきかな 人のためとは祈らざりしを〔詞書:稻荷にまうでて懸想しはじめて侍りける女の、異人に逢ひて侍りければ〕(藤原長能:拾遺1267雜戀)
【三函の湯】未詳。延喜式神明帳では、伊豫國道後温泉、摂津國有馬温泉、陸奧國磐城湯本温泉が「日本の三古湯」として記されてゐる。当地は古代には「佐波古」と呼ばれてゐた。
Posted by 橘右 at 17:01