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和歌が詠まれた地.bot : 2016/05/08

2016年05月08日

Posted by metabirds Botbird

【嵐山】朝まだき嵐の山の寒ければ もみぢの錦着ぬ人ぞなき〔詞書:嵐の山のもとをまかりけるに、もみぢのいたく散り侍りければ〕(右衞門督公任:拾遺210秋哥)
【愛宕山】山城國。山城國と丹波國の境に位置する。山頂には愛宕神社がある。愛宕神社は明智光秀が織田信長公を弑殺する直前に參拜した。逆臣より前から「あた」から「仇」を掛ける歌も見られる。
【笠取山】雨降れば笠取り山のもみぢ葉は 行きかふ人の袖さへぞてる〔詞書:これさだのみこの家の歌合せによめる〕(壬生忠岑:古今263秋哥下)
【鈴鹿山】鈴鹿山伊勢をの海人の捨て衣 しほなれたりと人や見るらむ〔詞書:女のもとに衣を脱ぎ置きて、取りにつかはすとて〕(伊尹の朝臣:後撰718戀哥參)
【八橋】唐衣きつゝなれにしつましあれば はるばるきぬる旅をしぞ思ふ〔詞書:伊勢物語第九段〕(在原業平:古今410羇旅哥)
【淀川】足引の山邊にをれば白雲の いかにせよとかはるゝ時なき〔詞書:よどがは〕(貫之:拾遺380物名)
【水無瀨】もみぢ葉をさこそあらしの拂ふらめ この山本も雨と降るなり〔詞書:長月の頃、水無瀨に日頃侍りけるに、あらしの山の紅葉に淚にたぐふよし申しつかはして侍りける人の返りことに〕(權中納言公經:新古今543秋哥下)
【賀茂の社】年を經て憂き影をのみみたらしの 變る世もなき身をいかにせむ〔詞書:賀茂にまゐりて〕(周防内侍:新古今1888神祇哥)
【水無瀨】もみぢ葉をさこそあらしの拂ふらめ この山本も雨と降るなり〔詞書:長月の頃、水無瀨に日頃侍りけるに、あらしの山の紅葉に淚にたぐふよし申しつかはして侍りける人の返りことに〕(權中納言公經:新古今543秋哥下)
【戯島】肥後國。熊本県宇土市、有明海に臨む住吉神社北西の沖にある島。「戯れ」を掛けて詠まれる

Posted by 橘右 at 17:01