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和歌が詠まれた地.bot : 2016/04/22

2016年04月22日

Posted by metabirds Botbird

【春日野】春日野の飛火の野守見しものを なき名と言はゞ罪もこそ得れ〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰663戀哥貮)
【春日大社】木の葉散る宿に片敷く袖の色を ありとも知らでゆくあらしかな〔詞書:春日社歌合に、落葉といふことをよみてたてまつりし〕(前大僧正慈圓:新古今559冬哥)
【難波】わびぬれば今はたおなじ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ〔詞書:事出で來てのちに、京極御息所につかはしける〕(元良の親王:後撰960戀哥伍)
【東山】きのふよりけふはまされるもみぢ葉の あすの色をば見てや止みなむ〔詞書:東山にもみぢ見にまかりて、又の日のつとめて、まかり歸るとてよみ侍りける〕(惠慶法師:拾遺199秋哥)
【高砂】さをしかの聲高砂に聞えしは 妻なき時の音にこそありけれ〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰1057戀哥陸)
【兩村山】三河國。愛知県豊明市の近くの山。「二疋(ふたむら)」と掛詞にして布に関連する語や紅葉、ほとゝぎすなどが詠まれた。
【須磨】須磨の浦に海人の樵り積む藻鹽木の からくも下に燒えわたるかな〔詞書:人につかはしける〕(藤原淸正:新古今1065戀哥壹)
【信夫山】初時雨信夫の山のもみぢ葉を あらし吹けとは染めずやありけむ〔詞書:春日社歌合に、落葉といふことをよみてたてまつりし〕(七條院大納言:新古今562冬哥)
【住吉】浪數にあらぬ身なれば住吉の 岸にも寄らずなりや果てなむ〔詞書:題しらず〕(よみ人も:後撰1210雜哥參)
【長居】住吉と海人は告ぐとも長居すな 人忘れ草おふと言ふなり〔詞書:あひ知れりける人の住吉にまうでけるによみてつかはしける〕(壬生忠岑:古今917雜哥上)

Posted by 橘右 at 17:01