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和歌が詠まれた地.bot : 2016/04/21

2016年04月21日

Posted by metabirds Botbird

【日吉大社】わが賴む七の社のゆふだすき かけても六の道に歸すな〔詞書:述懷の心を〕(前大僧正慈圓:新古今1902神祇哥)
【小鹽山】大原やをしほの山も今日こそは 神世のことも思ひいづらめ〔詞書:二條のきさきのまだ東宮の御息所と申しける時に、大原野にまうでたまひける日よめる〕(在原業平:古今871雜哥上)
【梅津川】名のみして生れるもみえず梅津川 井堰の水も漏ればなりけり〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺548雜哥下)
【賀茂の社】山城國の神社。賀茂別雷神社(上賀茂神社)と賀茂御祖神社(下鴨神社)。賀茂別雷命、玉依姫命、賀茂建角身命をお祀りする。毎年五月十五日には両社共催の葵祭が有名
【白河院】山城國。白川天皇の別荘跡。藤原師実が白河天皇に献上、やがて天皇が法勝寺を建立した。その後、焼失・倒潰があり、廃絶。現在は白川院と名付けられた旅館が建つ。
【大井川】龜の尾の山の岩根をとめておつる 瀧の白玉千代の數かも〔詞書:さだときのみこの、をばの四十の賀を大井にてしける日よめる〕(紀惟嶽:古今350賀哥)
【鈴鹿山】鈴鹿山伊勢をの海人の捨て衣 しほなれたりと人や見るらむ〔詞書:女のもとに衣を脱ぎ置きて、取りにつかはすとて〕(伊尹の朝臣:後撰718戀哥參)
【位山】濃紫たなびく雲をしるべにて 位の山の峯をたづねむ〔詞書:人の元服侍りけるに〕(元輔:拾遺1170雜賀哥)
【住吉】住吉のきしもせざらむ物ゆゑに ねたくや人に松といはれむ〔詞書:不記/ある人のいはく、住吉明神の託宣とぞ〕(不記:拾遺587神樂哥)
【吉野(夏實)川】大和國。菜摘川とも。吉野川が吉野郡吉野町菜摘邊りを流れてゐる時の呼称。

Posted by 橘右 at 17:01