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和歌が詠まれた地.bot : 2016/04/15
2016年04月15日
Posted by metabirds Botbird
【初瀬】曉の寢覺めの千鳥誰がためか 佐保の川原にをちかへり鳴く〔詞書:初瀨へまで侍りける道に、佐保山のわたりに宿りて侍りけるに、千鳥の鳴くを聞きて〕(能宣:拾遺484雜哥上)
【名古曾の瀧】山城國。大覺寺隣の大澤池に水を取り込むために造られた瀧。平安の中期には既に涸れてゐたやうで、藤原公任の歌の「名こそ流れて」から「名古曾(なこそ)」の瀧と呼ばれるやうになつた。
【長柄橋】蘆間より見ゆる長柄の橋柱 昔の跡のしるべなりけり〔詞書:天曆御時、御屛風の繪に、長柄の橋柱のわづかに殘れる形ありけるを〕(藤原淸正:拾遺468雜哥上)
Posted by 橘右 at 17:01