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和歌が詠まれた地.bot : 2016/04/13

2016年04月13日

Posted by metabirds Botbird

【高砂】高砂の峯の白雲かかりける 人の心をたのみけるかな〔詞書:題しらず〕(よみ人も:後撰652戀哥貮)
【鏡山】近江のや鏡の山を立てたれば かねてぞ見ゆる君が千歳は〔詞書:かへしもののうた〕(大友黒主:古今1086大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【靑羽山】立ち寄れば涼しかりけり水鳥の 靑羽の山の松の夕風〔詞書:建久九年大嘗會悠紀歌、靑羽山〕(式部大輔光範:新古今755賀哥)
【男山】女郎花憂しと見つゝぞゆきすぐる 男山にし立てりと思へば〔詞書:僧正遍照がもとに奈良へまかりける時に、男山にて女郎花を見てよめる〕(布留今道:古今227秋哥上)
【兩村山】三河國。愛知県豊明市の近くの山。「二疋(ふたむら)」と掛詞にして布に関連する語や紅葉、ほとゝぎすなどが詠まれた。
【三笠山】天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山にいでし月かも〔詞書:もろこしにて月を見てよみける〕(安倍仲麻呂:古今406羇旅哥)
【鹽釜】陸奧はいづくはあれど鹽釜の 浦こぐ舟の綱手かなしも〔詞書:みちのくのうた〕(讀人智らず:古今1088大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【賀茂の社】われ賴む人いたづらになしはてば また雲分けて登るばかりぞ〔詞書:賀茂の御歌となむ〕(賀茂別雷命:新古今1861神祇哥)
【北野天滿宮】覺ねぬれば思ひあはせて音をぞ泣く 心つくしのいにしへの夢〔詞書:北野によみてたてまつりける〕(前大僧正慈圓:新古今1905神祇哥)
【瀬見の小川】山城國の歌枕。賀茂御祖神社の境内を流れてゐた川。

Posted by 橘右 at 17:01