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2016年04月12日
Posted by metabirds Botbird
【龍田川】ちはやぶる神世もきかず龍田川 唐紅に水くゝるとは〔詞書：二條のきさきの春宮の御息所と申しける時に、御屏風に龍田川にもみぢ流れたるかたをかけりけるを題にてよめる〕（在原業平：古今294秋哥下）
【信夫の浦】日を經つゝ都しのぶの浦さびて 浪よりほかのおとづれもなし〔詞書：歌合し侍りける時、旅の心をよめる〕（入道前關白太政大臣：新古今971羈旅哥）
【春日野】大和國の歌枕。春日山、三笠山、若草山等の山を見渡すことの出来る平地で、数多くの歌が詠まれた。現在は、東大寺や興福寺と言つた古刹が立ち並び奈良を代表する観光名所となつてゐる
【大原川】世の中にあやしきものは雨ふれど 大原川のひるにぞありける〔詞書：雨ふる日大原河をまかりわたりけるに、蛭のつきたりければ〕（惠慶法師：拾遺550雜哥下）
Posted by 橘右 at 17:01
