> HOME > 和歌が詠まれた地.bot : 2016/04/01

和歌が詠まれた地.bot : 2016/04/01

2016年04月01日

Posted by metabirds Botbird

【伊勢神宮】朝露の岡のかや原山風に 亂れてものは秋ぞかなしき〔詞書:大神宮にたてまつりし秋歌の中に〕(太上天皇:新古今1984秋哥上)
【布引の瀧】わが代をば今日か明日かと待つかひの 涙の瀧といづれ高けむ〔詞書:布引の瀧見にまかりて〕(中納言行平:新古今1651雜哥中)
【飛火野】春日野のとぶひの野守いでて見よ 今いくかありて若菜つみてむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今18春哥上)
【長州の濱】戀わびぬかなしきこともなぐさめむ いづれ長州の濱邊なるらむ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺988戀哥伍)
【飛鳥川】飛鳥川淵にもあらぬ我が宿も 瀬にかはりゆくものにぞありける〔詞書:家を賣りてよめる〕(伊勢:古今990雜哥下)
【淡路島】秋深き淡路の島の有明に かたぶく月を送る浦風〔詞書:和歌所にて六首歌つかうまつりし時、秋風〕(前大僧正慈圓:新古今520秋哥下)
【住吉】都には住みわびはてゝ津の國の 住吉と聞く里にこそゆけ〔詞書:津の國にまかれりけるに、知りたる人にあひ侍りて〕(忠見:拾遺539雜哥下)
【長州の濱】人知れずおつる淚は津の國の ながすと見えて袖ぞ朽ちぬる〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺676戀哥壱)
【切目宿】紀伊國。和歌山県印南にあつた王子神社(切目王子)。熊野詣が盛んなころに帰属が宿舎としてゐた。鳥羽上皇が御歌会を催したとの記録もある
【賀茂の社】月さゆるみたらし川に影見えて 氷に摺れる山藍の袖〔詞書:文治六年女御入内の屛風に、臨時祭かける所をよみ侍りける〕(皇太后宮大夫俊成:新古今1889神祇哥)

Posted by 橘右 at 17:01