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和歌が詠まれた地.bot : 2016/03/27

2016年03月27日

Posted by metabirds Botbird

【住吉】住吉の現人神に誓ひても 忘るゝ君が心とぞ聞く〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺869戀哥肆)
【嵐山】問ふ人も今はあらしの山風に 人松蟲の聲ぞかなしき〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺205秋哥)
【都留の郡】君が世は都留の郡にあえてきね 定めなき世のうたがひもなく〔詞書:甲斐へまかりける人につかはしける〕(伊勢:後撰1344離別、羈旅哥)
【大江山】大江山かたぶく月の影さえて 鳥羽田の面に落つる雁がね〔詞書:五拾首歌たてまつりし時、月前聞雁といふことを〕(前大僧正慈圓:新古今503秋哥下)
【住吉】住吉と海人は告ぐとも長居すな 人忘れ草おふと言ふなり〔詞書:あひ知れりける人の住吉にまうでけるによみてつかはしける〕(壬生忠岑:古今917雜哥上)
【姥捨山】更級や姥捨山の有明の つきずもゝのを思ふ頃かな〔詞書:題しらず〕(伊勢:新古今1257戀哥肆)
【入野】さを鹿の入野のすすき初尾花 いつしか妹が手枕にせむ〔詞書:題しらず〕(人麻呂:新古今346秋哥上)
【吉野川】み吉野の大川の邊の古柳 䕃こそ見えね春めきにけり〔詞書:題しらず〕(輔仁親王:新古今70春哥上)
【浦の初島】あな戀しゆきてや見まし津の國の 今もありてふ浦の初島〔詞書:題しらず〕(戒仙法師:後撰742戀哥參)
【葛城山】足引の葛城山にゐる雲の 立ちてもゐても君をこそ思へ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺779戀哥參)

Posted by 橘右 at 17:01