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和歌が詠まれた地.bot : 2016/03/23

2016年03月23日

Posted by metabirds Botbird

【高尾山】山城國。京都市右京区梅ケ畑高尾町。神護寺のある山「高し」を言ひ掛ける。
【笠取山】雨降れば笠取り山のもみぢ葉は 行きかふ人の袖さへぞてる〔詞書:これさだのみこの家の歌合せによめる〕(壬生忠岑:古今263秋哥下)
【春日山】春日山谷の埋れ木朽ちぬとも 君に告げこせ峯の松風〔詞書:春日社歌合に、松風といふことを〕(家隆朝臣:新古今1794雜哥下)
【吉野】花ぞ見る道の芝草踏み分けて 吉野の宮の春のあけぼの〔詞書:千五百番歌合に〕(正三位季能:新古今97春哥上)
【末の松山】霞立つ末の松山ほのぼのと 浪に離るゝ橫雲の空〔詞書:攝政太政大臣家百首歌合に、春の曙といふ心をよみ侍りける〕(藤原家隆朝臣:新古今37春哥上)
【末の松山】岸もなく潮し滿ちなば松山を 下にて浪は越さむとぞ思ふ〔詞書:返し〕(伊勢:後撰760戀哥參)
【井手】隠沼に忍びわびぬる我が身かな 井手のかはづとなりやしなまし〔詞書:人をいひはじめむとて〕(忠房朝臣:後撰606戀哥貮)
【名児の海】なごの海の霞のまよりながむれば 入る日を洗ふ沖つ白波〔詞書:晚霞といふことをよめる〕(後德大寺左大臣:新古今35春哥上)
【石上】いそのかみふりにし戀の神さびて たゝるに我はねきぞかねつる〔詞書:題しらず〕(藤原忠房朝臣:拾遺862戀哥肆)

Posted by 橘右 at 17:01