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和歌が詠まれた地.bot : 2016/03/11

2016年03月11日

Posted by metabirds Botbird

【伊勢の海】伊勢の海に年へて住みし海人なれど かゝるみるめはかづかざりしを〔詞書:亭子院にさぶらひけるに、御齋の下したまはせたりければ〕(伊勢:後撰1279雜哥肆)
【朝日の里】近江国。滋賀県長浜市高月町にある山本山の南麓。
【北山】いざ今日は春の山邊にまじりなむ 暮れなばなげの花のかげかは〔詞書:雲林院のみこのもとに、花見に北山のほとりにまかれりける時によめる〕(素性法師:古今95春哥下)
【小鹽山】相生の小鹽の山の小松原 今より千代の䕃を待たなむ〔詞書:後冷泉院幼くおはしましける時、卯杖の松を人の子に賜はせるけるに、よみ侍りける〕(大貮三位:新古今727賀哥)
【比良山】近江國。琵琶湖西岸に連なる山地。近江八景の一つで、「比良の暮雪」で知られる景勝地。雪に関連する語が詠み込まれた。
【朽木】花咲かぬ朽木の杣の杣人の いかなるくれに思ひ出づらむ〔詞書:年頃絶え侍りにける女の、くれといふもの尋ねたりけるに、つかはすとて〕(藤原仲文:新古今1398戀哥伍)
【熊野本宮大社】契りあればうれしきかゝる折に逢ひぬ 忘るな神も行末の空〔詞書:熊野の本宮燒けて、年の内に遷宮侍りしにまゐりて〕(太上天皇:新古今1911神祇哥)
【石上寺】世をそむく苔の衣はたゞ一重 貸さねば疎しいざ二人寢む〔詞書:返し〕(遍昭:後撰1196雜哥參)
【近江】近江より朝立ちくればうねの野に たづぞ鳴くなる明けぬこの夜は〔詞書:近江ぶり〕(讀人智らず:古今1071大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【飛鳥川】飛鳥川しがらみ渡し塞かませば 流るゝ水ものどけからまし〔詞書:飛鳥の女王を治る時、よめる〕(人麿:拾遺496雜哥上)

Posted by 橘右 at 17:01