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和歌が詠まれた地.bot : 2016/02/27

2016年02月27日

Posted by metabirds Botbird

【伏見稻荷大社】山城國。千本鳥居の丹も鮮やかな宇迦之御魂大神をお祀りする社。
【白山】厭はれて歸りこしぢの白山は 入らぬにまよふ物にぞありける〔詞書:女につかはしける〕(源善の朝臣:後撰1063戀哥陸)
【渚院】世の中に絶えて櫻のなかりせば 春の心はのどけからまし〔詞書:渚の院にてさくらを見てよめる〕(在原業平:古今53春哥上)
【名草の濱】跡見れは心なぐさの濱千鳥 今は聲こそ聞かまほしけれ〔詞書:返ことせざりける女の、文をからうじて得て〕(讀人しらず:後撰635戀哥貮)
【難波】難波潟汀の蘆のおいかぜに 怨みてぞふる人の心を〔詞書:まかりかよひける女の心とけずのみ見え侍りければ、年月もへぬるを、今さへかゝること、と言ひつかはしたりければ〕(讀人しらず:後撰1170雜哥貮)
【伊勢の海】伊勢の海の千尋の濱に拾ふとも 今は何てふかひかあるべき〔詞書:西四條の齋宮またみこにものし給ひし時、心ざしありて、思ふ事侍りける間に、齋宮に定まりたまひにければ、その明くる朝に賢木の枝にさしてさし置かせ侍りける〕(敦忠の朝臣:後撰927戀哥伍)
【伊勢の海】鈴鹿山伊勢をの海人の捨て衣 しほなれたりと人や見るらむ〔詞書:女のもとに衣を脱ぎ置きて、取りにつかはすとて〕(伊尹の朝臣:後撰718戀哥參)
【長柄橋】難波なる長柄の橋もつくるなり 今は我が身を何にたとへむ〔詞書:題しらず〕(伊勢:古今1051雜體)
【三嶋江】ほのかにも我を三嶋の芥火の あくとや人のおとづれもせぬ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺976戀哥伍)
【高砂】短か夜のふけゆくままゝに高砂の 峰の松風吹くかとぞ聞く〔詞書:夏夜、深養父が琴弾くを聞きて〕(藤原兼輔朝臣:後撰167夏哥)

Posted by 橘右 at 17:01