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和歌が詠まれた地.bot : 2016/02/24

2016年02月24日

Posted by metabirds Botbird

【宇治橋】忘らるゝ身を宇治橋のなか絶えて 人もかよはぬ年ぞへにける〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今825戀哥伍)
【逢坂】逢はでのみあまたの世をも歸るかな 人目の繁き逢坂に來て〔詞書:女のもとにまかりて、え逢はで歸りてつかはしける〕(讀人しらず:後撰905戀哥伍)
【由良の門】丹波國。京都府宮津市を流れる由良川の河口。曾禰好忠の歌で丹後國と解される。
【男山】女郎花憂しと見つゝぞゆきすぐる 男山にし立てりと思へば〔詞書:僧正遍照がもとに奈良へまかりける時に、男山にて女郎花を見てよめる〕(布留今道:古今227秋哥上)
【龍田山】なき名のみ龍田の山の靑つゞら またくる人も見えぬところに〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺699戀哥貮)
【葛城山】しもとゆふかづらき山に降る雪の 間なく時なく思ほゆるかな〔詞書:ふるき大和舞のうた〕(讀人智らず:古今1070大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【猿澤池】我妹子が寢くたれ髪を猿澤の 池の玉藻と見るぞ悲しき〔詞書:猿澤の池に采女の身投げたるを見て〕(人麿:拾遺1289哀傷哥)
【嵐山】問ふ人も今はあらしの山風に 人松蟲の聲ぞかなしき〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺205秋哥)
【藤江】播磨國。明石市の藤江付近。漁場であり海人などがよまれた。
【龍田山】盗人の龍田の山に入りにけり 同じかざしのなにやけがれむ〔詞書:廉義公家の紙繪に、旅人の盗人にあひたる形描ける所〕(藤原爲順:拾遺560雜哥下)

Posted by 橘右 at 17:01