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和歌が詠まれた地.bot : 2016/02/20

2016年02月20日

Posted by metabirds Botbird

【逢坂】戀ひ/\てまれに今宵ぞあふ坂の ゆふつけ鳥は鳴かずもあらなむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今634戀哥參)
【末の松山】霞立つ末の松山ほのぼのと 浪に離るゝ橫雲の空〔詞書:攝政太政大臣家百首歌合に、春の曙といふ心をよみ侍りける〕(藤原家隆朝臣:新古今37春哥上)
【音羽の瀧】落ちたぎつ瀧の水上年つもり 老いにけらしな黒き筋なし〔詞書:比叡の山なる音羽の瀧を見てよめる〕(壬生忠岑:古今928雜哥上)
【龍田山】雁が音の啼きつるなへに唐衣 龍田の山はもみぢしにけり〔詞書:大和にまかりけるついでに〕(讀人しらず:後撰359秋哥下)
【龍田山】秋は來ぬ龍田の山も見てしがな しぐれぬさきに色や變はると〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺138秋哥)
【玉津島】わたの原寄せくる浪のしばしばも 見まくのほしき玉津島かも〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今912雜哥上)
【吉野川】流れては妹背の山のなかに落つる 吉野の川のよしや世の中〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今828戀哥伍)
【關戶の院】摂津國。西国街道にあつた山崎付近の関所跡。関所が廃止されたあとは官舎が置かれてゐた。現在は、関大明神と言ふ社が鎮座してゐる。
【伊勢神宮】神風や玉串の葉を取りかざし 内外の宮に君をかそ折れ〔詞書:入道關白家百首歌よみ侍りけるに〕(俊惠法師:新古今1883神祇哥)
【太秦】山里のものさびしきは萩の葉の なびくことにぞ思ひやらるゝ〔詞書:秋、大輔かうづまさのかたはらなる家に侍りけるに、萩の葉に文をさしてつかはしける〕(左大臣:後撰266秋哥上)

Posted by 橘右 at 17:01