> HOME > 和歌が詠まれた地.bot : 2016/02/19

和歌が詠まれた地.bot : 2016/02/19

2016年02月19日

Posted by metabirds Botbird

【逢坂】人知れぬ身はいそげども年をへて など越えがたき逢坂の關〔詞書:女のもとにつかはしける〕(伊尹の朝臣:後撰731戀哥參)
【和歌の浦】藻鹽草かくとも盡きじ君が代の 數によみおく和歌の浦浪〔詞書:和歌所の開闊になりて、初めて參りし日、奏し侍りし〕(源家長:新古今741賀哥)
【染川】筑紫なる思ひ染川渡りなば 水やまさらむ淀む時なく〔詞書:女のもとにつかはしける〕(藤原さねたゞ:後撰1046戀哥陸)
【菅原や伏見】衣打つ音は枕に菅原や 伏見の夢を幾夜のこしつ〔詞書:題しらず〕(前大僧正慈圓:新古今476秋哥下)
【嵐山】思ひ出づる人もあらしの山の端に ひとりぞ入りし有明の月〔詞書:山里に籠り居て侍りけるを、人の問ひて侍りければ〕(法印淸賢:新古今1505雜哥上)
【高砂】秋風の打ち吹くごとに高砂の 尾上の鹿の鳴かぬ日ぞなき〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺191秋哥)
【賀茂の社】ゆふだすきかけてもいふなあだ人の 葵てふ名は禊にぞせし〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰162夏哥)
【清瀧川】清瀧の瀬ぜの白絲くりためて 山わけごろも織りて着ましを〔詞書:題しらず〕(神退法師:古今925雜哥上)
【佐保川】もみぢ見に宿れる我と知らねばや 佐保の川霧立ち隠すらむ〔詞書:初瀨へまうで侍りける道に、佐保山のもとにまかり宿りて、朝に霧の立ちわたりて侍りければ〕(惠慶法師:拾遺193秋哥)
【吉野山】もろこしの吉野の山にこもるとも おくれむと思ふ我ならなくに〔詞書:題しらず〕(左大臣:古今1049雜體)

Posted by 橘右 at 17:01