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和歌が詠まれた地.bot : 2016/02/06

2016年02月06日

Posted by metabirds Botbird

【吉野の瀧】冬寒みこほらぬ水はなけれども 吉野の瀧は絶ゆる世もなし〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺235冬哥)
【和歌の浦】藻鹽草かくとも盡きじ君が代の 數によみおく和歌の浦浪〔詞書:和歌所の開闊になりて、初めて參りし日、奏し侍りし〕(源家長:新古今741賀哥)
【春日大社】大和國。春日神(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神)をお祀りする。藤原氏より篤い崇敬をうける。
【飛鳥川】飛鳥川しがらみ渡し塞かませば 流るゝ水ものどけからまし〔詞書:飛鳥の女王を治る時、よめる〕(人麿:拾遺496雜哥上)
【姥捨山】更級や姥捨山の有明の つきずもゝのを思ふ頃かな〔詞書:題しらず〕(伊勢:新古今1257戀哥肆)
【松浦】肥前國。佐賀県唐津市の唐津灣沿岸。任那へ行く大伴佐提比古の舟を高山から領巾を振つて見送つた松浦佐用姫の傳説から「待つ」「領巾」「振る」などを詠み込んだ。
【吉野山】今はわれ吉野の山の花をこそ 宿のものとも見るべかりけり〔詞書:世をのがれてのち、百首歌よみ侍りけるに、花の歌とて〕(皇太后宮大夫俊成:新古今1466雜哥上)
【宮の瀧】大和國。奈良県吉野郡吉野町にある吉野離宮跡の瀧
【井手】かはづなくゐでの山吹散りにけり 花のさかりにあはましものを〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今125春哥下)
【高砂】高砂の松と言ひつゝ年をへて 變らぬ色と聞かばたのまむ〔詞書:女のもとにをとこ、かくしつつ世をやつくさん高砂のといふ事をいひつかはしたりければ〕(讀人しらず:後撰864戀哥肆)

Posted by 橘右 at 17:01