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和歌が詠まれた地.bot : 2016/01/18

2016年01月18日

Posted by metabirds Botbird

【小夜の中山】甲斐がねをさやにも見しかけゝれなく 横ほりふせる小夜の中山〔詞書:かひうた〕(讀人智らず:古今1097大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【交野】逢ふ事の交野へとてぞ我はゆく 身を同じ名に思ひなしつゝ〔詞書:えがたう侍りける女の家の前よりまかりけるを見て、いづこへ行くぞ、と言ひ出だして侍りければ〕(藤原ためよ:後撰917戀哥伍)
【筑紫】筑紫にも柴生ふる野邊はあれどなき 名かなしぶ人ぞ聞えぬ〔詞書:野〕(菅贈太政大臣:新古今1697雜哥下)
【住の江】久しくもなりにけるかな住の江の 松は苦しきものにぞありける〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今778戀哥伍)
【岩瀬山】かくとだに思ふ心を岩瀬山 下ゆく水の草隱れつゝ〔詞書:戀歌あまたよみ侍りけるに〕(後德大寺左大臣:新古今1088戀哥弐)
【唐崎】夜もすがら浦こぐ舟は跡もなし 月ぞ殘れる志賀の唐崎〔詞書:和歌所歌合に、湖上月明といふことを〕(宣秋門院丹後:新古今1507雜哥上)
【猪名野】しなが鳥猪名のふし原飛びわたる 鴫が羽音おもしろきかな〔詞書:不記〕(不記:拾遺586神樂哥)
【くらぶ山】梅の花匂ふ春べはくらぶ山 闇に越ゆれどしるくぞありける〔詞書:くらぶ山にてよめる〕(紀貫之:古今39春哥上)
【御手洗川】業盡す御手洗川の龜なれは 法の浮き木に逢はぬなりけり〔詞書:女院御八講捧物に、金して龜の形を造りてよみ侍りける〕(齋院:拾遺1337哀傷哥)
【五十鈴川】神風や五十鈴の川の宮柱 いく千代すめと立てはじめけむ〔詞書:入道關白家百首歌よみ侍りけるに〕(皇太后宮大夫俊成:新古今1882神祇哥)

Posted by 橘右 at 17:01