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和歌が詠まれた地.bot : 2015/12/18

2015年12月18日

Posted by metabirds Botbird

【水無瀨】草深き夏野分けゆくさを鹿の 音をこそ立てね露ぞこぼるゝ〔詞書:水無瀨の戀拾五首歌合に、夏戀を〕(攝政太政大臣:新古今1101戀哥弐)
【白川】なれ/\て見しはなごりの春ぞとも など白川の花の下䕃〔詞書:最勝寺の櫻は鞠のかゝりにて久しくなりにしを、その木年古りて風に倒れたる由聞き侍りしかば、をのこどもに仰せて異木をその跡に移し植ゑさせし時(略)〕(藤原雅經朝臣:新古今1456雜哥上)
【久米の岩橋】埋もれ木はなかむしばむといふめれは 久米路の橋は心してゆけ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺1237雜戀)
【熊野本宮大社】わくらばになどかは人の問はざらむ 音無川に住む身なりとも〔詞書:都を出でて久しく修行し侍りけるに、問ふべき人の問はず侍りければ、熊野よりつかはしける〕(大僧正行尊:新古今1662雜哥中)
【賀茂の社】木綿襷かくる袂はわづらはし ゆたけに解けてあらむとを知れ〔詞書:左兵衞督高遠、賀茂に七日詣でける果ての夢に、御社よりとてちはや着たる翁の文を持てまで來たりけるを、あけて見侍りければ、かく書きて侍りける、その後、大貳になりて侍りける〕(不記:拾遺588神樂哥)
【吉野山】み吉野の雪にこもれる山人も ふる道とめて音をや鳴くらむ〔詞書:絶えて年ごろになりにける女の許にまかりて、雪の降り侍りければ〕(源景明:拾遺847戀哥參)
【淺間山】信濃國の歌枕。古來から噴火の多い活火山。「けぶり」、「火」を緣語とする。燃える思ひを例へる。また、「あさま」から「あさまし」を導き出す場合もある。伊勢物語での業平卿の歌が代表的。
【白川】なれ/\て見しはなごりの春ぞとも など白川の花の下䕃〔詞書:最勝寺の櫻は鞠のかゝりにて久しくなりにしを、その木年古りて風に倒れたる由聞き侍りしかば、をのこどもに仰せて異木をその跡に移し植ゑさせし時(略)〕(藤原雅經朝臣:新古今1456雜哥上)
【飛鳥川】昨日と言ひ今日とくらして明日香河 流れて早き月日なりけり〔詞書:年のはてによめる〕(春道列樹:古今341冬哥)
【耳成山】大和國。大和三山の一つ。

Posted by 橘右 at 17:01