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和歌が詠まれた地.bot : 2015/12/15

2015年12月15日

Posted by metabirds Botbird

【高圓山】高圓の野路の篠原末さわぎ そゝやこがらし今日吹きぬなり〔詞書:法性寺入道關白太政大臣家の歌合に、野風〕(藤原基俊:新古今373秋哥上)
【須磨】こりずまの浦の白波立ち出でて 寄るほどもなくかへるばかりか〔詞書:あだに見え侍りける男に〕(讀人しらず:後撰800戀哥肆)
【野田の玉川】夕されば潮風越してみちのくの 野田の玉川千鳥啼くなり〔詞書:みちのくにゝまかりける時、よみ侍りける〕(能因法師:新古今643冬哥)
【伊勢の海】伊勢の海に遊ぶ海人ともなりにしか 浪かきわけて見るめかづかむ〔詞書:題しらず〕(在原業平朝臣:後撰891戀哥伍)
【熊野本宮大社】道遠しほどもはるかに隔たれり 思ひおこせよわれも忘れじ〔詞書:この歌は、陸奧に住みける人の、熊野へ三年詣でむと願を立てゝ、まゐりて侍りけるが、いみじう苦しかりければ、いまふたゝびをいかにせむと嘆きて、(略)〕(熊野權現:新古今1859神祇哥)
【染川】染川に宿かる浪のはやければ なき名立つとも今はうらみじ〔詞書:題しらず〕(源重之:拾遺705戀哥貮)
【松浦】誰としも知らぬ別れのかなしきは 松浦の沖を出づる舟人〔詞書:守覺法親王五拾首歌よませ侍りける時〕(藤原隆信朝臣:新古今883離別哥)
【吉野山】春霞立てるやいづこみ吉野の 吉野の山に雪は降りつゝ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今3春哥上)
【伊勢の濱萩】幾夜かは月をあはれとながめてき 浪に折り敷く伊勢の濱萩〔詞書:海邊重夜といへる心をよみ侍りし〕(越前:新古今943羈旅哥)
【男女川】常陸國。筑波山の女体山から流れて筑波川に至る川。

Posted by 橘右 at 17:00