> HOME > 和歌が詠まれた地.bot : 2015/12/11

和歌が詠まれた地.bot : 2015/12/11

2015年12月11日

Posted by metabirds Botbird

【櫻河】常陸の國の歌枕。世阿弥作の謡曲「櫻川」等がある有名な場所
【二見の浦】明けがたき二見の浦に寄る浪の 袖のみ濡れて沖つ島人〔詞書:題しらず〕(實方朝臣:新古今1167戀哥參)
【大井川】高瀨舟しぶくばかりにもみぢ葉の 流れてくだる大井川かな〔詞書:大井川にまかりて、落葉滿水といへる心をよみ侍りける〕(藤原家經朝臣:新古今556冬哥)
【伊勢神宮】神風や玉串の葉を取りかざし 内外の宮に君をかそ折れ〔詞書:入道關白家百首歌よみ侍りけるに〕(俊惠法師:新古今1883神祇哥)
【伊勢神宮】宮柱下つ岩根にしき立てゝ つゆも曇らぬ日のみ影かな〔詞書:題しらず〕(西行法師:新古今1877神祇哥)
【逢坂】逢坂の關の岩角踏みならし 山立ち出づる桐原の駒〔詞書:少將に侍りける時、駒迎へにまかりて〕(大貳高遠:拾遺169秋哥)
【龍田山】立田山秋ゆく人の袖を見よ 木々の梢はしぐれざりけり〔詞書:詩を歌に合はせ侍りしに、山路秋行といへることを〕(前大僧正慈圓:新古今984羈旅哥)
【志賀須賀の渡り】三河國の歌枕。愛知県寶飯郡小坂井町、吉田川(豊川)にあつた渡し場。「しかすが」を掛ける。躊躇や執着を表すことが多い。
【籬の島】我が背子をみやこにやりて鹽釜の まがきの島の松ぞ戀しき〔詞書:みちのくのうた〕(讀人智らず:古今1089大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【紙屋川】山城國。京都市右京区鳴滝の沢山東麓に発し衣笠・北野から北野天満宮の西方を流れ天神川となる

Posted by 橘右 at 17:01