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和歌が詠まれた地.bot : 2015/11/18

2015年11月18日

Posted by metabirds Botbird

【笠取山】笠取の山とたのみし君を置きて 涙の雨に濡れつゝぞゆく〔詞書:返し〕(宗于朝臣のむすめ:後撰1326離別、羈旅哥)
【小餘綾の磯】相模國。神奈川県大磯付近の海岸。「磯」から「急ぐ」などを導く。海邊であることから、「貝」「浪」が景物。
【大荒木の森】大荒木のもりの下草おいぬれば 駒もすさめずかる人もなし〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今892雜哥上)
【吉野山】み吉野の高嶺の櫻散りにけり あらしも白き春のあけぼの〔詞書:最勝天王院の障子に、吉野山かきたる所〕(太上天皇:新古今133春哥下)
【吉野】我が宿とたのむ吉野に君し入らば おなじかざしを挿しこそはせめ〔詞書:返し〕(伊勢:後撰809戀哥肆)
【手向山】大和國。手向山八幡宮が鎮座する山。もみぢの名所。
【淀川】足引の山邊にをれば白雲の いかにせよとかはるゝ時なき〔詞書:よどがは〕(貫之:拾遺380物名)
【龍田山】大和國。信貴山の南に連なる大和川北岸の山々の総称。もみぢの名所。現在は地名が失はれてゐる。
【瓶の原】瓶の原わきて流るゝ泉川 いつ見きとてか戀しかるらむ〔詞書:題しらず〕(中納言兼輔:新古今996戀哥壹)
【堀江】津の國の堀江の深く思ふども 我は難波のなにとだに見ず〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺883戀哥肆)

Posted by 橘右 at 17:00