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和歌が詠まれた地.bot : 2015/11/15

2015年11月15日

Posted by metabirds Botbird

【初瀬】草枕旅となりなば山の邊に 白雲ならぬ我や宿らむ〔詞書:初瀨へまうつとて、山の邊といふわたりにてよみ侍りける〕(伊勢:後撰1358羈旅哥)
【井手】駒とめてなほ水かはむ山吹の 花の露そふ井手の玉川〔詞書:百首歌たてまつりし時〕(皇太后宮大夫俊成:新古今159春哥下)
【飛鳥川】飛鳥川淵にもあらぬ我が宿も 瀬にかはりゆくものにぞありける〔詞書:家を賣りてよめる〕(伊勢:古今990雜哥下)
【片岡の朝の原】春立ちて朝の原の雪みれば まだふる年の心地こそすれ〔詞書:題しらず〕(平祐擧:拾遺7春哥)
【木枯の杜】駿河國。静岡市の北西部、安倍川と藁科川の合流點付近の川中島がその地とされる。中州に木枯神社がある。木枯から秋の歌が多い。
【大淀】大淀の浦に立つ浪歸らずは 松の變らぬ色を見ましや〔詞書:むすめの齋王に具して下り侍りて、大淀の浦にみそぎし侍るとて〕(女御徽子女王:新古今1606雜哥中)
【難波】難波江の蘆のはな毛のまじれるは 津の国がひの駒にやあるらむ〔詞書:廉義公家の紙繪に、あを馬ある所に蘆のはな毛の馬ある所〕(惠慶法師:拾遺537雜哥下)
【鹽釜】陸奧はいづくはあれど鹽釜の 浦こぐ舟の綱手かなしも〔詞書:みちのくのうた〕(讀人智らず:古今1088大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【玉の緒山】近江國。滋賀県蒲生郡蒲生町川合本鄕の北の布施山の別名。
【常盤山】秋來れば常盤の山の松風も うつるばかりに身にぞしみける〔詞書:題しらず〕(和泉式部:新古今370秋哥上)

Posted by 橘右 at 17:01