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和歌が詠まれた地.bot : 2015/11/06

2015年11月06日

Posted by metabirds Botbird

【妹背山】流れては妹背の山のなかに落つる 吉野の川のよしや世の中〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今828戀哥伍)
【白川の瀧】白川の瀧のいと見まほしけれど みだりに人は寄せじ物をや〔詞書:太政大臣の白河の家にまかり渡りて侍りけるに、人の曹司に籠り侍りて〕(中務:後撰1086雜哥壱)
【石上】皆人の背きはてぬる世の中に 布留の社の身をいかにせむ〔詞書:草子に葦手長歌など書きて、奥に〕(女御徽子女王:新古今1796雜哥下)
【吉野(夏實)川】吉野なる夏實の川の川淀に 鴨ぞ啼くなる山䕃にして〔詞書:題しらず〕(湯原王:新古今654冬哥)
【鹿背山】みやこいでてけふみかの原いづみ川 川風寒し衣かせ山〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今408羇旅哥)
【御輿岡】場所未詳。山城國。歌の背景から北野天満宮の御旅所に鎮座してゐる御輿神社のことか。
【吉備の山中】備中國。吉備山は別府にあるが詞書には備中とあることから、山中ではなく中山の誤りか
【吉野山】春立つといふばかりにやみ吉野の 山も霞てけさは見ゆらむ〔詞書:平定文が家歌合によみ侍りける〕(壬生忠岑:拾遺1春哥)
【太秦】山里のものさびしきは萩の葉の なびくことにぞ思ひやらるゝ〔詞書:秋、大輔かうづまさのかたはらなる家に侍りけるに、萩の葉に文をさしてつかはしける〕(左大臣:後撰266秋哥上)
【春日野】春日野のとぶひの野守いでて見よ 今いくかありて若菜つみてむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今18春哥上)

Posted by 橘右 at 17:01