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和歌が詠まれた地.bot : 2015/11/05

2015年11月05日

Posted by metabirds Botbird

【末の松山】我が袖は名に立つすゑの松山か 空より浪の越えぬ日はなし〔詞書:をとこのもとにつかはしける〕(土左:後撰683戀哥貮)
【桂】久方の中におひたる里なれば 光をのみぞたのむべらなる〔詞書:かつらに侍りける時に、七條の中宮のとはせ給へりける御返事にたてまつれりける〕(伊勢:古今968雜哥下)
【小倉山】夕月夜小倉の山に鳴く鹿の 聲の内にや秋は暮るらむ〔詞書:ながつきのつごもりの日、大井にてよめる〕(紀貫之:古今312秋哥下)
【加古の島】播磨國。兵庫県加古川市の加古川河口邊の島。「松」「鶴」が景物
【最勝四天王院】野邊はいまだあさかの沼に刈る草の かつ見るまゝに茂る頃かな〔詞書:最勝四天王院の障子に、安積の沼かきたるところ〕(藤原雅經朝臣:新古今184夏哥)
【平城京】身はゝやく奈良の都となりにしを 戀しきことのまだもふりぬか〔詞書:題しらず〕(よみ人も:後撰560戀哥壱)
【鈴鹿山】伊勢國。三重県鈴鹿郡の鈴鹿峠付近の山。「鳴る」「振る」を緣語とする。
【名取川】陸奧國。神室岳を發し名取市を流れ仙台灣に注ぐ。埋木が景物。
【逢坂】あふ坂の嵐の風は寒けれど ゆくへ知らねばわびつゝぞ寢る〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今988雜哥下)
【糺の森】僞りを糺の森のゆふだすき 掛けつゝ誓へわれを思はゞ〔詞書:宮仕へしける女を語らひ侍りけるに、やんごとなき男の立ちて言ふけしきを見て恨みけるを女あらがひければ、よみ侍りける〕(平定文:新古今1220戀哥參)

Posted by 橘右 at 17:01