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和歌が詠まれた地.bot : 2015/10/27

2015年10月27日

Posted by metabirds Botbird

【染川】筑紫なる思ひ染川渡りなば 水やまさらむ淀む時なく〔詞書:女のもとにつかはしける〕(藤原さねたゞ:後撰1046戀哥陸)
【千代の古道】山城國。廣澤池東側を含む道で、嵯峨天皇が行幸でご利用されたともそれ以前からの古道とも言はれる。嵯峨野の風光明媚な名所を通ることから、和歌が多く詠まれた
【富士山】相模國。本邦最高峰で太古から霊峰として崇められてきた。「けぶり」「火」のほか雪なども詠まれた。
【龍田山】心とやもみぢはすらむ立田山 松はしぐれに濡れぬものかは〔詞書:入道前關白太政大臣家に百首歌よみ侍りけるに紅葉〕(皇太后宮大夫俊成:新古今527秋哥下)
【大伴の御津】いざ子どもはや日の本へ大伴の 御津の濱松待ち戀ひぬらむ〔詞書:もろこしにてよみ侍りける〕(山上憶良:新古今898羈旅哥)
【春日山】萬代を折りぞかくるゆふだすき 春日の山の峯のあらしに〔詞書:弁に侍りける時、春日祭に下りて、周防内侍につかはしける〕(中納言資仲:新古今1895神祇哥)
【鈴鹿川】鈴鹿川深き木の葉に日數經て 山田の原の時雨をぞ聞く〔詞書:最勝四天王院の障子に、鈴鹿川かきたる所〕(太上天皇:新古今526秋哥下)
【關戶の院】草枕ほどぞ經にける都出でて 幾夜か旅の月に寢ぬらむ〔詞書:關戶の院といふ所にて、羈中月といふ心を〕(大江嘉言:新古今931羈旅哥)
【有乳山】矢田の野に淺茅色づく有乳山 峯のあは雪寒くぞあるらし〔詞書:題しらず〕(人麻呂:新古今657冬哥)
【伊勢神宮】ほとゝぎす雲居のよそに過ぎぬなり 晴れぬ思ひのさみだれの頃〔詞書:大神宮にたてまつりし夏の歌の中に〕(太上天皇:新古今236夏哥)

Posted by 橘右 at 17:00