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和歌が詠まれた地.bot : 2015/10/23

2015年10月23日

Posted by metabirds Botbird

【弥高山】近江國。伊吹山の一峯。滋賀県坂田郡伊吹町弥高の裏山
【龍田山】かくばかりもみづる色の濃ければや 錦たつたの山といふらむ〔詞書:たつた山をこゆとて〕(とものり:後撰382秋哥下)
【三嶋江】三嶋江の玉江の蘆のしめしより おのがとぞ思ふいまだ刈らねど〔詞書:題しらず〕(柿本人麿:拾遺1212雜戀)
【明石】播磨國の歌枕。兵庫縣明石市付近の濱邊。瀬戸内海に面してゐるので、海に関連する語が詠まれた。また、源氏物語の舞台でもある。歌聖と稱される柿本人麻呂を祭神とする柿本神社が鎮坐してゐる。
【菅原や伏見】明けぬるか衣手さむし菅原や 伏見の里の秋の初風〔詞書:守覺法親王五拾首歌よませ侍りける時〕(家隆朝臣:新古今292秋哥上)
【住吉】世の中を住吉としも思はぬに なにを松とて我が身へぬらむ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺462雜哥上)
【佐保川】もみぢ見に宿れる我と知らねばや 佐保の川霧立ち隠すらむ〔詞書:初瀨へまうで侍りける道に、佐保山のもとにまかり宿りて、朝に霧の立ちわたりて侍りければ〕(惠慶法師:拾遺193秋哥)
【由良の門】丹波國。京都府宮津市を流れる由良川の河口。曾禰好忠の歌で丹後國と解される。
【石上】初雪の布留の神杉埋もれて しめ結ふ野邊はふゆごもりせり〔詞書:冬歌あたまよみ侍りけるに〕(權中納言長方:新古今660冬哥)
【由良の門】由良の門を渡る舟人梶を絶え ゆくへも知らぬ戀の道かも〔詞書:題しらず〕(曾禰好忠:新古今1071戀哥壹)

Posted by 橘右 at 17:00