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和歌が詠まれた地.bot : 2015/09/14

2015年09月14日

Posted by metabirds Botbird

【淀川】五月雨は近くなるらし淀川の 菖蒲の草もみくさ生ひにけり〔詞書:延喜御時歌合に〕(よみ人しらず:拾遺108夏哥)
【山田の原】伊勢國。伊勢神宮の外宮が鎮座する地。
【伊勢の海】伊勢の海に遊ぶ海人ともなりにしか 浪かきわけて見るめかづかむ〔詞書:題しらず〕(在原業平朝臣:後撰891戀哥伍)
【太秦】山城國。京都市右京区梅津以北から京都市北区辺り
【音羽山】音羽山音に聞きつゝあふ坂の 關のこなたに年をふるかな〔詞書:題しらず〕(在原元方:古今473戀哥壱)
【吉備の山中】備中國。吉備山は別府にあるが詞書には備中とあることから、山中ではなく中山の誤りか
【關戶の院】摂津國。西国街道にあつた山崎付近の関所跡。関所が廃止されたあとは官舎が置かれてゐた。現在は、関大明神と言ふ社が鎮座してゐる。
【天王寺】濁りなき亀井の水をむすびあげて 心の塵をすゝぎつるかな〔詞書:天王寺の亀井の水を御覧じて〕(上東門院:新古今1926釋敎哥)
【小夜の中山】甲斐がねをさやにも見しかけゝれなく 横ほりふせる小夜の中山〔詞書:かひうた〕(讀人智らず:古今1097大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【逢坂】今朝よりはいとゞ思ひを焚きまして 歎きこりつむ逢坂の山〔詞書:題しらず〕(高倉院御歌:新古今1163戀哥參)

Posted by 橘右 at 17:00