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和歌が詠まれた地.bot : 2015/09/13

2015年09月13日

Posted by metabirds Botbird

【石上】いそのかみふるとも雨にさはらめや 逢はむと妹に言ひてし物を〔詞書:題しらず〕(大伴方見:拾遺765戀哥貮)
【住の江】我ならぬ人住の江の岸に出でて 難波の方を怨みつるかな〔詞書:文なとつかはしける女の、異男につき侍りけるにつかはしける〕(源整:後撰1022戀哥陸)
【吉野山】吉野山花のふるさと跡絕えて むなしき枝に春風ぞ吹く〔詞書:殘春の心を〕(攝政太政大臣:新古今147春哥下)
【室の八島】下野國。栃木県栃木市惣社町の大神神社が鎮座してゐる邊り一帶。大神神社の境内の池に八つの島があつたから名前が附いたとも言はれる。
【深草】深草の里の月影さびしさも 住みこしまゝの野べの秋風〔詞書:千五百番歌合に〕(右衞門督通具:新古今374秋哥上)
【三笠山】空知らぬ雨にも濡るゝ我が身かな 三笠の山をよそに聞きつゝ〔詞書:少將さねたゞ、かよひ侍りける所をさりて、こと女につきて、それより、春日の使に出で立ちてまかりければ、もとの女〕(讀人しらず:後撰715戀哥參)
【吉野山】吉野山さくらが枝に雪散りて 花遲げなる年にもあるかな〔詞書:題しらず〕(西行法師:新古今79春哥上)
【桂】久方の中におひたる里なれば 光をのみぞたのむべらなる〔詞書:かつらに侍りける時に、七條の中宮のとはせ給へりける御返事にたてまつれりける〕(伊勢:古今968雜哥下)
【伊勢】現在の三重県。伊勢神宮の鎮座地。大神宮(伊勢神宮)に奉納する歌や魚類豊富な海であつたやうで、「海人」など海に關する歌も多い
【吉野の瀧】誰がために引きてさらせる布なれや 世をへて見れどとる人もなき〔詞書:吉野の瀧を見てよめる〕(承均法師:古今924雜哥上)

Posted by 橘右 at 17:00