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和歌が詠まれた地.bot : 2015/08/27

2015年08月27日

Posted by metabirds Botbird

【吉野山】もろこしの吉野の山にこもるとも おくれむと思ふ我ならなくに〔詞書:題しらず〕(左大臣:古今1049雜體)
【難波】難波人いかなる江にか朽ちはてむ 逢ふことなみに身をつくしつゝ〔詞書:和歌所歌合に、忍戀をよめる〕(攝政太政大臣:新古今1077戀哥壹)
【明石】我が宿は播磨潟にもあらなくに 明かしも果てゝ人の行くらむ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺855戀哥肆)
【吉野山】大和國。奈良県吉野郡一帶の山。雪や櫻などが詠まれた。
【吉野山】大和國。奈良県吉野郡一帶の山。雪や櫻などが詠まれた。
【名古曾の瀧】山城國。大覺寺隣の大澤池に水を取り込むために造られた瀧。平安の中期には既に涸れてゐたやうで、藤原公任の歌の「名こそ流れて」から「名古曾(なこそ)」の瀧と呼ばれるやうになつた。
【志賀】志賀の海人の鹽燒くけぶり風をいたみ 立ちは昇らで山にたなびく〔詞書:題しらず〕(讀人しらず:新古今1592雜哥中)
【吉野の瀧】冬寒みこほらぬ水はなけれども 吉野の瀧は絶ゆる世もなし〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺235冬哥)
【龍田姬】大和國。龍田山のご神霊。龍田大社がお祀りしてゐる。鮮やかな緋色や黄金の秋の草木の錦を纏つた妙齢の女性として想像される。
【眞土山】賴めこし人を待乳の山風に さ夜ふけしかば月も入りにき〔詞書:能宣朝臣、大和國待乳の山近く住みける女のもとに夜更けてまかりて、逢はざりけるを恨み侍りければ〕(讀人しらず:新古今1518雜哥上)

Posted by 橘右 at 17:01