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和歌が詠まれた地.bot : 2015/08/14

2015年08月14日

Posted by metabirds Botbird

【宮城野】みさぶらひみかさと申せ宮城野の この下露は雨にまされり〔詞書:みちのくのうた〕(讀人智らず:古今1091大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【初瀨山】初瀨山夕こえくれて宿問へば 三輪の檜原に秋風ぞ吹く〔詞書:長月の頃、初瀨に詣でける道にてよみ侍りける〕(禪性法師:新古今966羈旅哥)
【雲林院】尋ねつる花もわが身もおとろへて のちの春ともえこそ契らね〔詞書:雲林院の櫻見にまかりけるに、みな散りはてゝ、僅かに片枝に殘りて侍りければ〕(良暹法師:新古今153春哥下)
【深草】夏來れば深草山のほとゝぎす なく聲しげくなりまさるなり〔詞書:延喜御時、中宮歌合〕(よみ人しらず:拾遺123夏哥)
【大井川】もみぢ葉をけふはなほ見む暮れぬとも 小倉の山の名にはさはらじ〔詞書:大井河に人々まかりて歌よみ侍りけるに〕(能宣:拾遺195秋哥)
【逢坂】近ければ何かはしるし逢坂の 關の外ぞと思ひ絶えなむ〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰802戀哥肆)
【伊勢】人をなほ恨みつべしや都鳥 ありやとだにも問ふを聞かねば〔詞書:伊勢より人につかはしける〕(女御徽子女王:新古今908羈旅哥)
【音羽山】秋風のよもに吹きくる音羽山 なにの草木かのどけかるべき〔詞書:題しらず〕(曾禰好忠:新古今371秋哥上)
【佐保川】大和國の歌枕。奈良の都の中心を流れる川。川岸に櫻並木があり南都八景のひとつに撰ばれてゐる。萬葉の頃から歌に良く詠まれた。
【難波】摂津國。大阪灣に面する大阪市の海岸一帶。「澪標」「蘆」「舟」など詠まれる。

Posted by 橘右 at 17:01