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和歌が詠まれた地.bot : 2015/07/20

2015年07月20日

Posted by metabirds Botbird

【加古の島】加古の島松原越しになく鶴の あなゝが/\聞く人なしに〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺459雜哥上)
【春日野】春日野のとぶひの野守いでて見よ 今いくかありて若菜つみてむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今18春哥上)
【多氣川】もみぢ葉の流るときはたけ川の 淵の綠も色變るらむ〔詞書:題しらず〕(躬恆:拾遺1131雜秋哥)
【近江】今日別れ明日はあふみと思へども 夜やふけぬらむ袖の露けき〔詞書:さだときのみこの家にて、藤原のきよふが近江の介にまかりける時に、むまのはなむけしける夜よめる〕(紀利貞:古今369離別哥)
【長州の濱】人知れずおつる淚は津の國の ながすと見えて袖ぞ朽ちぬる〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺676戀哥壱)
【布留】いそのかみふるのなか道なか/\に 見ずは戀しと思はましやは〔詞書:題しらず〕(紀貫之:古今679戀哥肆)
【白川】いさやまた月日のゆくも知らぬ身は 花の春ともけふこそは見れ〔詞書:籠りゐて侍りける頃、後德大寺左大臣白川の花見にさそひ侍りければ、まかりてよみ侍りける〕(源師光:新古今1458雜哥上)
【春日野】春日野に多くの年はつみつれど 老いせぬ物は若菜なりけり〔詞書:若菜を御覽して〕(圓融院御製:拾遺20春哥)
【志賀の山越え】白雪のところもわかず降りしけば 巖にも咲く花とこそ見れ〔詞書:志賀の山越えにてよめる〕(紀秋岑:古今324冬哥)
【難波】我ならぬ人住の江の岸に出でて 難波の方を怨みつるかな〔詞書:文なとつかはしける女の、異男につき侍りけるにつかはしける〕(源整:後撰1022戀哥陸)

Posted by 橘右 at 17:00