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和歌が詠まれた地.bot : 2015/07/19

2015年07月19日

Posted by metabirds Botbird

【大荒木の森】大荒木の森の下草しげりあひて 深くも夏のなりにけるかな〔詞書:右大將定國四十賀に、內より屛風てうしてたまひけるに〕(忠岑:拾遺136夏哥)
【深草】思ひ入る身は深草の秋の露 賴めし末やこがらしの風〔詞書:水無瀨戀拾伍首歌合に〕(藤原家隆朝臣:新古今1337戀哥伍)
【三輪山】別れにし人はまたもや三輪の山 すぎにし方を今になさばや〔詞書:題しらず〕(祝部成仲:新古今890離別哥)
【瓶の原】瓶の原わきて流るゝ泉川 いつ見きとてか戀しかるらむ〔詞書:題しらず〕(中納言兼輔:新古今996戀哥壹)
【香具山】ほのぼのと春こそ空に來にけらし 天の香具山霞たなびく〔詞書:春のはじめの歌〕(太上天皇:新古今2春哥上)
【筑紫】筑紫にも柴生ふる野邊はあれどなき 名かなしぶ人ぞ聞えぬ〔詞書:野〕(菅贈太政大臣:新古今1697雜哥下)
【由良の門】由良の門を渡る舟人梶を絶え ゆくへも知らぬ戀の道かも〔詞書:題しらず〕(曾禰好忠:新古今1071戀哥壹)
【井手】山吹の花の盛りに井手に來て この里人になりぬべきかな〔詞書:井手といふ所に、山吹の花のおもしろく咲きたるを見て〕(惠慶法師:拾遺69春哥)
【楢の小川】みそぎする楢の小川の川風に 折りぞわたる下に絶えじと〔詞書:題しらず〕(八代女王:新古今1376戀哥伍)
【佐保川】千鳥鳴く佐保の河霧立ちぬらし 山の木の葉も色まさりゆく〔詞書:内侍のかみの、右大將藤原の朝臣の四十の賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた〕(壬生忠岑:古今361賀哥)

Posted by 橘右 at 17:01