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和歌が詠まれた地.bot : 2015/07/10

2015年07月10日

Posted by metabirds Botbird

【もる山】旅ゆかば袖こそ濡るれもる山の しづくにのみは負せざらなむ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺341別歌)
【堀江】堀江こぐ棚なし小舟こぎかへり 同じ人にや戀ひ渡りなむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今732戀哥肆)
【末の松山】浦近く降りくる雪は白浪の 末の松山越すかとぞ見る〔詞書:寛平の御時きさいの宮の歌合せのうた〕(藤原興風:古今326冬哥)
【十市の里】ふけにけり山の端近く月さえて 十市の里に衣打つ聲〔詞書:百首歌たてまつりし時〕(式子內親王:新古今485秋哥下)
【飛鳥川】淵は瀨になり變るてふ飛鳥河 渡り見てこそ知るべかりけれ〔詞書:女に、心さしあるよしをいひつかはしたりければ、世中の人の心さためなければたのみかたきよしをいひて侍りければ〕(在原元方:後撰750戀哥參)
【十市の里】ふけにけり山の端近く月さえて 十市の里に衣打つ聲〔詞書:百首歌たてまつりし時〕(式子內親王:新古今485秋哥下)
【龍田川】龍田川秋にしなれば山近み 流るゝ水ももみぢしにけり〔詞書:題しらず〕(貫之:後撰414秋哥下)
【須磨】須磨の浦のなぎたる朝は目もはるに 霞にまがふ海人の釣舟〔詞書:春、須磨の方にまかりてよめる〕(藤原孝善:新古今1598雜哥中)
【唐琴】備中國。周辺へ住んでいた百済の王女が、故郷のことを思いながら琴を奏でていたという伝説が残る
【鹽釜】見わたせば霞のうちも霞みけり けぶりたなびく鹽釜の浦〔詞書:海邊霞といへる心をよみ侍りし〕(家隆朝臣:新古今1611雜哥中)

Posted by 橘右 at 17:01