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和歌が詠まれた地.bot : 2015/06/28

2015年06月28日

Posted by metabirds Botbird

【伊勢】人をなほ恨みつべしや都鳥 ありやとだにも問ふを聞かねば〔詞書:伊勢より人につかはしける〕(女御徽子女王:新古今908羈旅哥)
【姥捨山】來むといひし月日を過ぐす姨捨の 山の端つらきものにぞありける〔詞書:そのほどに歸りこんとてものにまかりける人の、ほどを過ぐして來ざりければつかはしける〕(よみ人も:後撰542戀哥壱)
【鹽の山】しほの山さしでの磯に住む千鳥 君が御代をば八千代とぞ鳴く〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今345賀哥)
【最勝四天王院】橋姬の片敷き衣さむしろに 待つ夜むなしき宇治のあけぼの〔詞書:最勝四天王院の障子に、宇治川かきたる所〕(太上天皇:新古今636冬哥)
【高間山】大和國。奈良県御所市高天にある葛城連山の高間山。金剛山の古名。
【佐野のわたり】駒とめて袖うちはらふ䕃もなし 佐野のわたりの雪の夕暮れ〔詞書:百首歌たてまつりし時〕(定家朝臣:新古今671冬哥)
【武隈の松】いかでなほわが身にかへて武隈の 松ともならむゆく人のため〔詞書:あひ語らひ侍りける人、陸奧國へまかりければ〕(能宣:拾遺460雜哥上)
【小倉山】もみぢせば赤くなりなむ小倉山 秋待つほどの名にこそありけれ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺135夏哥)
【奈良思の岡】大和國。場所未詳。斑鳩町龍田の邊と思はれる。奈良山のことか。呼子鳥や時鳥が詠まれる。後撰53では「奈良思の山」があり、同じ場所か
【嵐山】問ふ人も今はあらしの山風に 人松蟲の聲ぞかなしき〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺205秋哥)

Posted by 橘右 at 17:00