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和歌が詠まれた地.bot : 2015/06/20
2015年06月20日
Posted by metabirds Botbird
【鳴門】鳴門よりさしいたされし舟よりも 我ぞよるべもなき心地せし〔詞書:春宮に鳴る門といふ戸のもとに、女と物言ひけるに、親の戶を鎖して立てゝゐて入りにければ、又の朝につかはしける〕(藤原滋幹:後撰651戀哥貮)
【玉江】玉江漕ぐ蘆刈り小舟さし分けて 誰を誰とか我は定めむ〔詞書:人々あまた知りて侍りける女のもとに、友達のもとより、この頃は思定めたるなめり、たのもしき事なり、戯れおこせて侍りければ〕(讀人しらず:後撰1251雜哥肆)
【春日大社】木の葉散る宿に片敷く袖の色を ありとも知らでゆくあらしかな〔詞書:春日社歌合に、落葉といふことをよみてたてまつりし〕(前大僧正慈圓:新古今559冬哥)
Posted by 橘右 at 17:01