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和歌が詠まれた地.bot : 2015/06/15

2015年06月15日

Posted by metabirds Botbird

【伊勢神宮】宮柱下つ岩根にしき立てゝ つゆも曇らぬ日のみ影かな〔詞書:題しらず〕(西行法師:新古今1877神祇哥)
【仁和寺】秋をおきて時こそありけれ菊の花 うつろふからに色のまされば〔詞書:仁和寺に菊の花めしける時に、うたそへてたてまつれ、と仰せられければ、よみてたてまつりける〕(平貞文:古今279秋哥下)
【賀茂の社】石川やせみの小川の淸ければ 月も流れを尋ねてぞ澄む〔詞書:鴨社歌合とて人々のよみ侍りけるに、月を〕(鴨長明:新古今1894神祇哥)
【野中の清水】いにしへの野中の清水ぬるけれど もとの心を知る人ぞくむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今887雜哥上)
【難波の御津】難波女に見つとはなしに蘆の根の よの短くて明くるわびしさ〔詞書:忍びてまかりけれど、逢はざりければ〕(道風:後撰887戀哥肆)
【鏡山】近江のや鏡の山を立てたれば かねてぞ見ゆる君が千歳は〔詞書:かへしもののうた〕(大友黒主:古今1086大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【長田村】神代よりけふのためとや八束穗に 長田の稻のしなひそめけむ〔詞書:壽永元年大嘗會基方稻舂歌、丹波國長田村をよめる〕(權中納言兼光:新古今754賀哥)
【大井川】夕月夜小倉の山に鳴く鹿の 聲の内にや秋は暮るらむ〔詞書:ながつきのつごもりの日、大井にてよめる〕(紀貫之:古今312秋哥下)
【犬養の御湯】鳥の子はまだ雛ながら立ちていぬ かひの見ゆるは巢守なりけり〔詞書:いぬかひのみゆ〕(よみ人しらず:拾遺383物名)
【石見潟】石見國。島根県浜田市から江津市にかけての海岸。「言はず石見潟」と重ねて音を整え、「浦見」に掛けて、「恨み」を導く

Posted by 橘右 at 17:00