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和歌が詠まれた地.bot : 2015/05/30

2015年05月30日

Posted by metabirds Botbird

【春日山】春日山都の南しかぞ思ふ 北の藤波春に逢へとは〔詞書:家に歌合し侍りけるに、春の祝の心をよみ侍りける〕(攝政太政大臣:新古今746賀哥)
【水無賴】白妙の袖に別れに露落ちて 身にしむ色の秋風ぞ吹く〔詞書:水無瀨戀拾伍首歌合に〕(藤原定家朝臣:新古今1336戀哥伍)
【千代の古道】山城國。廣澤池東側を含む道で、嵯峨天皇が行幸でご利用されたともそれ以前からの古道とも言はれる。嵯峨野の風光明媚な名所を通ることから、和歌が多く詠まれた
【浦の初島】あな戀しゆきてや見まし津の國の 今もありてふ浦の初島〔詞書:題しらず〕(戒仙法師:後撰742戀哥參)
【生駒山】秋篠や外山の里やしぐるらむ 生駒の嶽に雲のかゝれる〔詞書:題しらず〕(西行法師:新古今585冬哥)
【吉野山】み吉野の山のあなたに宿もがな 世の憂き時の隱れがにせむ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今950雜哥下)
【淡路島】わたつみのかざしにさせる白妙の 浪もてゆへる淡路島山〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今911雜哥上)
【三輪山】三輪の山いかに待ち見む年ふとも たづぬる人もあらじと思へば〔詞書:仲平の朝臣あひ知りて侍りけるを、かれがたになりにければ、父が大和のかみに侍りけるもとへまかるとてよみてつかはしける〕(伊勢:古今780戀哥伍)
【吉野の瀧】み吉野の吉野の瀧に浮かびいづる 泡をかたまの消ゆと見つらむ〔詞書:をがたまの木〕(紀友則:古今431物名)
【逢坂】逢坂をけさ越えくれば山人の 千歳突けとて切れる杖なり〔詞書:不記〕(不記:拾遺580神樂哥)

Posted by 橘右 at 17:00