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和歌が詠まれた地.bot : 2015/05/12
2015年05月12日
Posted by metabirds Botbird
【白山】君がゆく越の白山知らねども 雪のまに/\あとはたづねむ〔詞書:大江のちふるが越へまかりけるむまのはなむけによめる〕(藤原兼輔:古今391離別哥)
【白山】都まで音にふり來る白山は ゆきつきがたき所なりけり〔詞書:しら山へまうてけるに、みち中よりたよりの人につけてつかはしける〕(讀人しらず:後撰1353羈旅哥)
【東山】身はとめつ心は送る山櫻 風のたよりに思ひおこせよ〔詞書:東山に花見にまかり侍るとて、これかれさそひけるを、さしあふことありてとゞまりて、申しつかはしける〕(安法法師:新古今1472雜哥上)
【大井川】大井川川邊の松に言問はむ かかる行幸やありし昔も〔詞書:おなじ御時、大井に行幸ありて、人々にうたよませさせ給ひけるに〕(貫之:拾遺455雜哥上)
【粟津の森】近江國の歌枕。大津市膳所にある琵琶湖畔の船着き場付近の森。現在も粟津の地名が残る。若宮八幡宮の社中の森か。「あはづ」から「逢はず」を導く。尾花や萩、葛などの秋の草などが詠まれた。
Posted by 橘右 at 17:00