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和歌が詠まれた地.bot : 2015/05/10

2015年05月10日

Posted by metabirds Botbird

【白川】けふよりは露の命も惜しからず 蓮の上の玉と契れば〔詞書:左大將濟時、白河にて說敎せさせ侍りけるに〕(實方朝臣:拾遺1340哀傷哥)
【武藏野】紫の色にはさくな武藏野の 草のゆかりと人もこそ見れ〔詞書:さくなむさ〕(如覺法師:拾遺360物名)
【柞の杜】山城國。京都府相樂郡精華町にある祝園神社の森。名の通り柞の紅葉が名物で歌に多く詠まれた。
【唐崎】さゞ浪や志賀の唐崎風さえて 比良の高嶺に霰降るなり〔詞書:題しらず〕(法性寺入道前關白太政大臣:新古今656冬哥)
【大澤池】山城國の歌枕。嵯峨野の大覚寺に隣接する池。日本最古の日本最古の庭池。月の名所としても知られ、毎年秋に池面に舟を浮かべ月を見る観月会が催される。
【伊勢神宮】いかにせむ世にふるながめ柴の戶に うつろふ花の春の暮れ方〔詞書:大神宮に百首歌ってまつり侍りし中に〕(太上天皇:新古今1980春哥下)
【白河院】秋の野の草葉おしなみ置く露に 濡れてや人の尋ねゆくらむ〔詞書:白河院にて、野草露繁といへる心を〕(贈左大臣:新古今468秋哥下)
【三室山】大和國の歌枕。神奈備山とも呼ばれた。もみぢの名所。多くの歌人にもみぢが詠まれてゐる。
【由良の湊】紀の國や由良の湊に捨ふてふ たまさかにだに逢ひ見てしかな〔詞書:題しらず〕(權中納言長方:新古今1075戀哥壹)
【神奈備の森】神無月時雨とともに神奈備の 森の木の葉は降りにこそ降れ〔詞書:題しらず〕(よみ人も:後撰451冬哥)

Posted by 橘右 at 17:01