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和歌が詠まれた地.bot : 2015/05/07

2015年05月07日

Posted by metabirds Botbird

【吉野の瀧】音にのみありと聞きこしみ吉野の 瀧はけふこそ袖に落ちけれ〔詞書:題しらず〕(讀人しらず:新古今991戀哥壹)
【最勝四天王院】君が代に阿武隈川の埋れ木も 氷の下に春を待ちけり〔詞書:最勝寺四天王院障子に、阿武隈川かきたる所〕(家隆朝臣:新古今1579雜哥上)
【三輪山】別れにし人はまたもや三輪の山 すぎにし方を今になさばや〔詞書:題しらず〕(祝部成仲:新古今890離別哥)
【三室山】旅寢して妻戀すらしほとゝぎす 神奈備山に小夜ふけて鳴く〔詞書:題しらず〕(讀人しらず:後撰187夏哥)
【石上寺】いそのかみふるきみやこの郭公 聲ばかりこそ昔なりけれ〔詞書:奈良の石上寺にてほととぎすの鳴くをよめる〕(素性法師:古今144夏哥)
【布留】大和國。奈良県天理市の石上神宮付近。遍昭僧正、素性法師の縁の地でもある。
【春日野】春日野の下もえわたる草の上に つれなく見ゆる春の淡雪〔詞書:堀河院御時、百首歌たてまつりけるに、殘りの雪の心をよみ侍りける〕(權中納言國信:新古今10春哥上)
【奈良思の岡】大和國。場所未詳。斑鳩町龍田の邊と思はれる。奈良山のことか。呼子鳥や時鳥が詠まれる。後撰53では「奈良思の山」があり、同じ場所か
【美豆の森】美豆の森もるこの頃のながめには 怨みもあへず淀の川浪〔詞書:返し〕(讀人しらず:後撰995戀哥陸)
【御坂】信濃國。神坂峠。長野県下伊那郡阿智村と岐阜県中津川市の境にある。

Posted by 橘右 at 17:00