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和歌が詠まれた地.bot : 2015/04/09
2015年04月09日
Posted by metabirds Botbird
【二子山】ふたご山ともに越えねどます鏡 そこなる影をたぐへてぞやる〔詞書:下野にまかりける女に、鏡にそへてつかはしける〕(讀人しらず:後撰1307離別、羈旅哥)
【松島】音に聞く松が浦島けふそみる むべも心あるあまは住みけり〔詞書:西院の后、御髪おろさせ給ひて、行なはせ給ひける時、かの院の中島の松を削りて書きつけ侍りける〕(素性法師:後撰1093雜哥壱)
【石上寺】岩の上に旅寢をすればいと寒し 苔の衣を我に貸さなむ〔詞書:いその神といふ寺にまうでて、日の暮れにければ、夜明けてまかり歸らむとてとゞまりて、この寺に遍昭侍り、と人の告げ侍りければ、物言ひ心見むとて、言ひ侍りける〕(小野小町:後撰1195雜哥參)
【手向山】このたびはぬさもとりあへずたむけ山 紅葉の錦神のまに/\〔詞書:朱雀院の奈良におはしましたりける時にたむけ山にてよみける〕(菅原朝臣:古今420羇旅哥)
Posted by 橘右 at 17:00