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和歌が詠まれた地.bot : 2015/03/19

2015年03月19日

Posted by metabirds Botbird

【日吉大社】ねぎかくる日吉の社のゆふだすき 草のかき葉も言止めて聞け〔詞書:日吉の社にてよみ侍りける〕(僧都實因:拾遺593神樂哥)
【笠縫島】しはつ山うちいでて見れば笠ゆひの 島こぎ隱る棚なし小舟〔詞書:しはつ山ぶり〕(讀人智らず:古今1073大哥所御哥・神遊びのうた・東哥)
【片岡山】しなてるや片岡山に飯に植ゑて 臥せる旅人あはれ親なし〔詞書:聖徳太子(略)飢ゑたる人、道のほとりに臥せり、太子の乘り給へる馬、とゞまりて行かず(略)太子すなはち馬より下りて(略)紫の上の御衣を脱ぎて、飢人の上に覆ひ給ふ(略)〕(聖德太子:拾遺1350哀傷哥)
【住吉】待つ人は心ゆくとも住吉の 里にとのみは思はざらなむ〔詞書:大弐三位、里に出で侍りにけるを聞こしめして〕(後冷泉院御歌:新古今1607雜哥中)
【横川】近江國。比叡山延暦寺の三塔の一つ。出家することから、「住む」「澄む」などが詠まれた。
【美濃のを山】思ひ出づや美濃のを山のひとつ松 契りしことはいつも忘れず〔詞書:題しらず〕(伊勢:新古今1408戀哥伍)
【嵯峨の山】嵯峨の山千代の古道あとゝめて また露分くる望月の駒〔詞書:後白河院、栖霞寺におはしましけるに、駒引きの引分けの使にてまゐりけるに〕(定家朝臣:新古今1646雜哥中)
【伊勢の濱萩】風寒み伊勢の濱萩分けゆけば 衣かりがね浪に啼くなり〔詞書:題しらず〕(前中納言匡房:新古今945羈旅哥)
【住吉】住吉の岸の白波よる/\は 海人のよそめに見るぞ悲しき〔詞書:題しらず〕(よみ人も:後撰561戀哥壱)
【水無瀨】ふりにけり時雨は袖に秋かけて いひしばかりを待つとせしまに〔詞書:水無瀨の戀拾伍首の歌合に〕(皇太后宮大夫俊成女:新古今1334戀哥肆)

Posted by 橘右 at 17:00