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和歌が詠まれた地.bot : 2015/03/08

2015年03月08日

Posted by metabirds Botbird

【吉野川】吉野川水の心ははやくとも 瀧の音には立てじとぞ思ふ〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今651戀哥參)
【粟田】引き植ゑし二葉の松はありながら 君が千歳のなきぞ悲しき〔詞書:兼輔朝臣なくなりてのち、土左の國よりまかりのぼりて、かの粟田の家にて〕(つらゆき:後撰1411哀傷哥)
【賀茂の社】木綿襷かくる袂はわづらはし ゆたけに解けてあらむとを知れ〔詞書:左兵衞督高遠、賀茂に七日詣でける果ての夢に、御社よりとてちはや着たる翁の文を持てまで來たりけるを、あけて見侍りければ、かく書きて侍りける、その後、大貳になりて侍りける〕(不記:拾遺588神樂哥)
【戯島】まめなれどあだなは立ちぬたはれしま 寄る白波を濡衣に着て〔詞書:女の、あだなりと、言ひければ〕(朝綱の朝臣:後撰1120雜哥壱)
【大井川】大井川浮かべる舟の篝火に 小倉の山も名のみなりけり〔詞書:大井なる所にて、人々酒たうべけるついでに〕(業平の朝臣:後撰1231雜哥參)
【長居】摂津國。長居競技場の邊り。かつては蘆の広がる湿地であつた。
【木の丸殿】朝倉や木の丸殿にわがをれば 名乘りをしつゝゆくは誰が子ぞ〔詞書:題しらず〕(天智天皇御歌:新古今1689雜哥中)
【和歌の浦】和歌の浦を松の葉越しにながむれば 梢に寄する海人の釣舟〔詞書:眺望の心をよめる〕(寂蓮法師:新古今1603雜哥中)
【三室山】旅寢して妻戀すらしほとゝぎす 神奈備山に小夜ふけて鳴く〔詞書:題しらず〕(讀人しらず:後撰187夏哥)
【布留】うち返し君ぞ戀しき大和なる 布留の早稻田の思ひ出でつゝ〔詞書:大和にあひ知りて侍りける人のもとにつかはしける〕(讀人しらず:後撰512戀哥壱)

Posted by 橘右 at 17:00