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和歌が詠まれた地.bot : 2015/02/26

2015年02月26日

Posted by metabirds Botbird

【眞葛が原】あらし吹く眞葛が原に啼く鹿は 恨みてのみや妻を戀ふらむ〔詞書:題しらず〕(俊惠法師:新古今440秋哥下)
【雄島】陸奧國。松島灣に浮かぶ島の一つ。「月」「千鳥」「待つ」などを詠み込むことが多い。
【難波】難波江の蘆のはな毛のまじれるは 津の国がひの駒にやあるらむ〔詞書:廉義公家の紙繪に、あを馬ある所に蘆のはな毛の馬ある所〕(惠慶法師:拾遺537雜哥下)
【嵐山】朝まだき嵐の山の寒ければ もみぢの錦着ぬ人ぞなき〔詞書:嵐の山のもとをまかりけるに、もみぢのいたく散り侍りければ〕(右衞門督公任:拾遺210秋哥)
【和歌の浦】和歌の浦を松の葉越しにながむれば 梢に寄する海人の釣舟〔詞書:眺望の心をよめる〕(寂蓮法師:新古今1603雜哥中)
【伊勢の海】伊勢の海人の朝な夕なにかづくてふ みるめに人をあくよしもがな〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今683戀哥肆)
【吉野の瀧】み吉野の吉野の瀧に浮かびいづる 泡をかたまの消ゆと見つらむ〔詞書:をがたまの木〕(紀友則:古今431物名)
【壺の石文】陸奧國。坂上田村麻呂が大きな石に矢尻で文字を書いたとされる石碑。
【籬の島】陸奧國。塩釜神社の鎮座地の近くの松島灣にある島。
【狹岑の島】讃岐國。坂出市沙弥島。かつては瀬戸内に浮かぶ島の一つであつたが、埋め立てられ陸續きになつてゐる。

Posted by 橘右 at 15:00