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和歌が詠まれた地.bot : 2015/02/17

2015年02月17日

Posted by metabirds Botbird

【水無瀨川】摂津國。大阪府三嶋郡島本町を流れる川。桂川に合流する。水無瀬離宮が営まれてから歌に多く登場した。
【袖の浦】君戀ふる淚のかゝる袖の浦は 巌なりとも朽ちぞしぬべき〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺961戀哥伍)
【逢坂】人知れぬ身はいそげども年をへて など越えがたき逢坂の關〔詞書:女のもとにつかはしける〕(伊尹の朝臣:後撰731戀哥參)
【稻葉山】忘れなむ待つとな吿げそなか/\に 因幡の山の峯の松風〔詞書:攝政太政大臣の家の歌合に、秋旅といふことを〕(藤原定家朝臣:新古今968羈旅哥)
【長柄橋】あふことを長柄の橋のながらへて 戀ひ渡る間に年ぞへにける〔詞書:題しらず〕(坂上是則:古今826戀哥伍)
【難波】わびぬれば今はたおなじ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ〔詞書:事出で來てのちに、京極御息所につかはしける〕(元良の親王:後撰960戀哥伍)
【日吉大社】おしなべて日吉の影は曇らぬに 涙あやしききのふけふかな〔詞書:述懷の心を〕(前大僧正慈圓:新古今1903神祇哥)
【堀江】眞薦刈る堀江に浮きて寢る鴨の 今宵の霜にいかにわぶらむ〔詞書:題しらず〕(讀人しらず:後撰483冬哥)
【紙屋川】うばたまの我が黒髮やかはるらむ 鏡のかげに降れる白雪〔詞書:かみやがは〕(紀貫之:古今460物名)
【粟田】今よりはもみぢのもとに宿りせじ 惜しむに旅の日數へぬべし〔詞書:二條右大臣の粟田の山里の障子の繪に、旅人もみぢの下に宿りたる所〕(惠慶法師:拾遺204秋哥)

Posted by 橘右 at 15:00