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和歌が詠まれた地.bot : 2015/02/12
2015年02月12日
Posted by metabirds Botbird
【太秦】限りなく思ひ入り日のともにのみ 西の山べをながめやるかな〔詞書:太秦わたりに、大輔か侍りけるにつかはしける〕(小野道風朝臣:後撰879戀哥肆)
【石上】宵の間にはや慰めよいその神 ふりにし床もうちはらふべく〔詞書:宮仕へし侍りける女、ほどひさしくありて、物言はむ、といひ侍りけるに、遲くまかりければ〕(枇杷左大臣:後撰756戀哥參)
【布留】うち返し君ぞ戀しき大和なる 布留の早稻田の思ひ出でつゝ〔詞書:大和にあひ知りて侍りける人のもとにつかはしける〕(讀人しらず:後撰512戀哥壱)
【小鹽山】相生の小鹽の山の小松原 今より千代の䕃を待たなむ〔詞書:後冷泉院幼くおはしましける時、卯杖の松を人の子に賜はせるけるに、よみ侍りける〕(大貮三位:新古今727賀哥)
【泉川】時わかぬ浪さへ色にいづみ川 柞の杜にあらし吹くらし〔詞書:左大將に侍りける時、家に百首歌合し侍りけるに、柞をよみ侍りける〕(定家朝臣:新古今532秋哥下)
【桂】久方の中におひたる里なれば 光をのみぞたのむべらなる〔詞書:かつらに侍りける時に、七條の中宮のとはせ給へりける御返事にたてまつれりける〕(伊勢:古今968雜哥下)
Posted by 橘右 at 15:00