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和歌が詠まれた地.bot : 2015/01/29

2015年01月29日

Posted by metabirds Botbird

【初瀨川】涼しさは秋やかへりて初瀨川 古川のへの杉の下䕃〔詞書:攝政太政大臣家にて詩歌を合はせるに、水邊冷自秋といふことを〕(有家朝臣:新古今261夏哥)
【長柄橋】世の中にふりぬるものは津の國の 長柄の橋と我となりけり〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今890雜哥上)
【安達の原】思ひやるよその村雲しぐれつゝ 安達の原にもみぢしぬらむ〔詞書:陸奧國の安達に侍りける女に、九月ばかりつかはしける〕(重之:新古今1351戀哥伍)
【常盤山】秋くれど色もかはらぬときは山 よそのもみぢを風ぞかしける〔詞書:内侍のかみの、右大將藤原の朝臣の四十の賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた〕(讀人智らず:古今362賀哥)
【片岡山】大和國。奈良県北葛城郡王寺町から香芝町にかけての丘陵。聖徳太子の伝承が多い。朝の原
【淀川】山しろの淀のわかごもかりにだに 來ぬ人たのむ我ぞはかなき〔詞書:題しらず〕(讀人智らず:古今759戀哥伍)
【吉野】いとひてもなほいとはしき世なりけり 吉野の奧の秋の夕暮れ〔詞書:題しらず〕(藤原家衡朝臣:新古今1620雜哥中)
【住吉】いかばかり年は經ねども住の江の 松ぞふたゝび生ひ變りぬる〔詞書:この歌は、ある人住吉に詣でて、人ならば問はましものを住の江の松はいくたび生ひ變るらむとよみたてまつりし御返り事となむいへる〕(住吉大明神:新古今1856神祇哥)
【小餘綾の磯】とふことを待つに月日は小余綾の 磯にや出でて今はうらみむ〔詞書:をとこの久しうとはざりければ〕(右近:後撰1049戀哥陸)
【葛城山】足引の葛城山にゐる雲の 立ちてもゐても君をこそ思へ〔詞書:題しらず〕(よみ人しらず:拾遺779戀哥參)

Posted by 橘右 at 15:00